ベトナム政府高官を始めてとする各界のトップから聞こえてきそうな言葉です。
「いかさま円借はもうお断りします。」

ODAという名の下にやりたい放題の日本政府、出先機関であるJICAの無知な専門家に腹を立てているベトナム政府。

ベトナムだけが特別ではないんですが、途上国支援と勝手に決めつけて無償で資金提供し段階的に円借に切り替える。
最終形態の円借はただでお金を貸すんではないんです。

お金を貸す代わりに日系コンサル、日系ゼネコンを使いなさいと言うレールが引かれています。ちょっと待ってよ。このお金将来的にベトナム政府が日本政府に返すんですよ。それを何で高い日系を使わなければならないんですか？

以前、当ブログでもご紹介しましたがJICAプロジェクトの予算はザルです。市場からかけ離れた価格でも買ってくれます。それをベトナム政府が返済なんて馬鹿らしいですよね。

この時代そんなことが許されるのは大手商社と日本政府、第三セクターぐらいでしょう。

この日本的超ローカルルールを海外に持ってこないでくださいよ。
日本の恥です。

ビジネス界でも問題ないんですが、日本の清楚なイメージが崩れちゃいますよ。
折角、日本人は真面目でいい人で通っているのにこの円借条件見せたら日本政府が反社会勢力だって思われますよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく