当然ですが、コロナショックでベトナム全土の不動産価格下落は止められません。

ちょっと前まではホーチミン市内の建設許可が停止され値上がり傾向も見られましたがここからは下落が止まりません。

１．経営者は企業の業績悪化、労働者は給与未払いにより期待していた収入が急降下、これに耐え切れず投資目的の不動産は一斉に売りに出されています。

２．ベトナム戦争以降右肩上がりの経済成長から利益余剰金は投資に回し、それでも足りなければ借入でもして投資する形が一般的でした。現預金を一定以上寝かせて置く考えかたはありませんでした。もちろん、居住目的の不動産も例外ではなく銀行借り入れに頼っていました。無収入になってしまった世帯も多くあり、多額の負債を抱え目も開けられないベトナム人が多発しております。

メディア等で大々的に取り上げられてはいませんが、これから大暴落が起こるでしょう。

一方で、今までは不動産価格は高騰し過ぎておりましたので、政府もそして一般国民も不動産下落は大歓迎でしょう。一般人が買えないと社会問題にもなっていました。

お金のあるかたは不動産投資のチャンスかもしれません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく