南部最大の商業都市ホーチミン市南方にある7区ですが、その一部をフーミーフン（PhuMyHung)と称して台湾系企業が開発を手掛けた一大都市があります。
20年程前まではただの沼地だったと記憶しております。

それが、数年後にはベトナムで一にを争う程の高級住宅街へ変貌を遂げました。

筆者も10年弱フーミーフンに住んでおりましたのでその経験を踏まえ、『嫌なところ』を何点か列挙し少しでもフーミーフンの地価が下がることを切望します。

その１：臭い　
『特に、雨季に入ると臭い。南に位置するNhaBeの方角にごみ処理場があるらしいですがそこから異臭がする。日中、ご自宅にいらっしゃる主婦の皆さんは異臭にお気付きでしょう。フーミーフン管理委員会の公式見解もこのごみ処理場が原因であると断定しました。筆者は下水管にも問題があるのではと見ています。至る所で、地盤沈下が進み下水管の保守整備が追付いていないのではないでしょうか。』

その２：通勤ラッシュの苦痛～１区まで1時間以上！！
『もちろん、フーミーフン内で生活が完結しません。お仕事は1区方面へお出かけになられる方が殆どです。基本的に2本の幹線道路がありますが車やバスで通勤すると考えるなら1時間半は覚悟したいものです。たった、7キロほどですが10年先も解決することはないでしょう。』

その３：引ったくり多し
『高級住宅街で有名であり、至る所に監視カメラやガードマンがおりますが引ったくりを防止するこはできません。監視カメラは記録するだけの機械です。ガードマンはただ見てるだけのオジサンです。月給2万数千円の給与で引ったくりの犯人を捕らえて怪我でもしたら目も開けられませんよ。警備会社は何も保証しません。自己責任です。だから、何もしません。』

その４：レイプあり
『ここ2年程は聞こえてきませんが、パノラマの前に停まっていたマイリンタクシー内でレイプ事件がありました。犯人はもちろん、マイリンタクシー運転手です。7人乗りのイノーバに女性が乗り込むと後部座席に隠れていたもう一人の男性に力づくで抑え込まれたそうです。被害者の女性が外国人でした。』

その５：人身売買あり
『ベトナム全土で頻繁に行われているのでどこでも注意して欲しいですが、子供の売買は金になります。
ベトナム全土にはプロの人身売買組織が形成されており、日本で児童誘拐などの言う犯人の思い付きなんてものではありません。人混みで親が目を離した隙に子供を連れ去りながら服を着替えさせ帽子を被せます。追跡することは不可能です。あきらめて下さい。ちなみに、連れ去ったこどもには薬を飲ませて思考力と記憶をなくします。これで優秀な奴隷の出来上がりです。』

その６：建築資材がお粗末
『外装のペンキは言うまでもありませんが、全て安かろう悪かろうです。例えば、窓ガラス一つ取ってもダメダメです。UVカット仕様らしいが本当が疑わしい。数年で幽霊屋敷。その辺の安価なアパートと変わりませんよ。』

その７：地盤沈下多し
『難しいことは無しに、フーミーフンを走っていると地盤沈下をよく目にします。ランニングする時は注意しましょう。』

その８：道路が川になる
『大雨が降ると排水設備がないフーミーフンは道路が川になります。もちろん、ベトナムはどこでもそうなりますので普通ですが、、、。特に、スカイガーデン前の通りは困りますね。』

その９：美人が少ない
『1区にある高島屋などと比較すると歴然です。クレセントモールには美人がいません。いや、オシャレをしているベトナム人が来ません。一度ご自身でお確かめ下さい。』

その１０：切りたがるFV病院
『フーミーフンには学校も病院、スーパーも揃っていると安心できます。しかし、FV病院はお粗末でしょう。10年以上前は医師の質も良かったです。最近はローカル病院からの引き抜きが多い点と医師の給与体系がローカルそのもので、適切な処置は無視され高額治療が優先されます。特に、何でも切りたがる（開腹オペ）。切れば切るほど、点数が上がりドクターの給与に跳ね返ります。特段説明もせずに、この用紙にサイン下さいと進められサインすると開腹手術。術後にご自身で調べると切らなくても別の手があったことを知るなんてパターンは良く聞きます。』

その１１：たまに交通事故
『フーミーフンを分断するNguyen Van Linh通りがあります。この通りは大型トラックやコンテナが大量に行きかっております。トラック野郎の多くは麻薬、酒の中毒者であり信号や横断歩道なんて意味を成さないことがあります。あの日もそうでした。
行儀よく、停止線で一時停止しているバイクにコンテナが突っ込みました。だれも、停止線を越えてあんな大きな鉄の塊が高速で突っ込んでくるとは想像もしていませんでした。
もし、Nguyen Van Linh通りを徒歩で渡るのでしたら、お気をつけください。』

以上です。