一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

また賄賂で逮捕か?

またまた続きますね。
今度は北部に進出していた天馬ですか。
ニュースを拝見すると税務調査で2500万円を当局担当者に賄賂として手渡したようですね。


確か天馬さんが進出されたのは2008年だったかと思います。
広大な敷地を構えて、自社工場内に金型修理場も設置されていたかと思います。あれから、12年が経ちました。



現地にお住まいの方々は驚かれていないと思いますが、どこの会社さんも賄賂渡してますよね。筆者の知る限りでは95%以上の生産工場では税務調査、税関調査で賄賂を現金で手渡ししております。
一斉捜査したら、一部上場企業も中小企業も関係ありません。殆どの会社さんが日本国の法律によって裁かれるでしょう。


ちなみに、筆者の会社は賄賂払いません。
もし、不当な罰金が科せられた場合は筆者直々に当局の局長クラスに直談判に行きます。それでも受け入れない場合は、ハノイ中央政府にレターを送ります。通常はそこで終わりです。


もし、優秀なチーフアカウンタントや数字の解かる物流担当がいれば天馬さんも税関申告ミスもせずに済んだのではと思います。
筆者も多くの日系企業さんと意見交換させて貰いましたが、経理や物流担当者の教育が不十分であることは否めません。どうしても生産部ばかり目が行ってしまうんでしょうね。



「賄賂払うぐらいでしたら、有能なスタッフを採用しましょう。」
給与ケチってダメ経理を雇っても5年に一回は税務、税関監査で罰金なんてやっていても面白くありませんよ。






ーーーーーーー引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ベトナム公務員に現金と自主申告 「天馬」の現地子会社
5/11(月) 12:35配信


共同通信
 プラスチック製品の製造を手掛ける東証1部上場の「天馬」(東京)のベトナム子会社が2017年と19年、税務調査を担当した現地公務員に計約2500万円相当の現金を渡したことを、東京地検に自主申告したことが11日、関係者への取材で分かった。外国公務員への贈賄を禁じた不正競争防止法に抵触する可能性がある。


 天馬本社によるとベトナム子会社「天馬ベトナム」は17年6月、現地の税関局から約17億9千万円相当の追徴金の支払いが必要だと伝えられた。子会社は「調整金」として約1千万円相当を調査リーダーに現地通貨で渡した。19年8月にも約1500万円相当の現金を提供した。



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