一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

帰国すすむ

日本人児童、生徒の帰国が進んでいるようです。


ご両親は相当悩まれたようですね。もう少し待ては規制緩和されるかもしれない。2021年5月からあと二週間、あと二週間と耐えてきたことでしょう。それが、8月となり一向に緩和される兆しが見えない。
寧ろ、外出禁止が実行され食料品すら食券がないと買いに行けない。スーパーによっては陰性証明書がなければ入店すれ許されない。近所のスーパーが大きければ色々な食材も手に入りますが、小さな店舗になると早い者勝ち状態、紳士淑女の日本人にはとうてい無理な買い物競争、ベトナム人に勝てる訳ありません。


一方、日本では普通に学校通っているお友達がいる訳です。
なぜ、ここまでしてベトナムに残る必要があるのか。
ベトナムに赴任している旦那様、父親に帯同して来ただけじゃないですか、ここまで自由が規制される、言うなれば自宅軟禁状態のベトナムに大切なお子様を残しておくのは心が痛む。


お母様とお子様だけはこの夏休み中に帰国するパターンが増えているようですね。


先が見えない状態であるので、決断には相当時間を要したでしょう。


いずれにしても、世界的に見てもコロナと戦うにはワクチンが必須。


集団免疫がカギであることは皆さん承知でしょう。



今日現在でベトナムで二回接種した割合は0.6%です。
これが人口の半分、つまり現在の約100倍の人間が接種しなければどうにも改善の兆しは見られないでしょう。


では、ベトナム政府が手配しているワクチンはいつ国内に届くのか。


ベトナム保健省の発表を見ている限りでは、年内はワクチン接種は進まないでしょう。


今年は日本で様子見が正しい判断でしょう。


小さなお子様が自宅軟禁なんて、信じられませんよ。帰る家が日本にあるなら、安心できる日本で学校に通い、外で遊ばせて上げたい。休日にはパパはいない(ベトナム勤務)かもしれませんが、旅行や遊園地にも連れてって上げることができます。



8月1日現在、筆者の周りの日本人の動きをみると2割くらいのご家庭は帰国を決断されているように感じます。

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