一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

減少する現地採用

コロナ前からベトナム政府として外国人労働者数を減らし自国民の雇用機会
増進に向けた取り組みの一つとして労働許可書交付枠を狭くしています。


その流れで多くの現地採用の日本人が帰国を余儀なくされていると聞いています。


昔は取り合えず、観光ビザでベトナムに入国してもらい数か月以内に労働許可書を申請すればよかったのですが、だんだん厳しくなり一度出国しなければならないとか、最近では審査が通らない事例も多発しており結局賄賂を払っても労働許可書が交付されない事態になっています。以前は賄賂を払って幽霊会社を使って必要書類を揃える方法もありましたが、最近では実態のない会社から発行された書類は認めなくなりました。(本来それが普通ですけどね)


その流れで現地採用の日本人が減少の一途をたどっています。


恐らく、これから更に減るのではと見ていますが、、



一方でこんな奇妙は実態もあるようです。


少数派だとは思いますが一部の日系企業では20代の女性であれば企業側もある程度融通を聞かせなんとか労働許可書を取得させて雇用しようとしているようです。
先日、そのお一人にお会いしましたが月収が10万円に満たないそうで夜のバイトも行っているのだとか。時給10万ドンのバイトだそうです。


彼女らは何のためにベトナムへ来られているのは不明ですが、日系企業で月収10万円で夜は飲み屋でバイト。しかも、時給10万ドンと激安バイト。そんな安い時給で働いてくれるなら筆者の子供たちの勉強でも見て欲しいと思いますが、、筆者の子供たちには家庭教師を雇っていますが時給50万ドンから70万ドンくらいは払ってますよ。



20年前は月収10万円で働く現地採用もいましたが、バックパッカー上がりのような方々でした。最近では新卒で本当にいい大学を卒業されている方も驚くほど低賃金で働いている実態もあり筆者も驚かされました。

×

非ログインユーザーとして返信する