先日、ホーチミンで現地採用としてある日系企業で働く友人と会った。

彼女は40代女性独身である。ベトナムで現地採用を転々として現在に至る。
特に、輝かしい経歴がある訳ではないが、現在は月収40万円ある。

正直、驚いた。

日系企業の求人を見ると15万円から20万円、よくて30万円だと思う。20代で現地採用を始めた方は恐らく殆どが15万円程ではないかと思う。

30万円ぐらいになるとある程度ベトナムで経験を積んで中間管理職になっている方だろう。

今回、私の友人はベトナムに来てもう少しで10年になる。日本での職務経験は知らないが、工場の総務畑をずっと経験していたそうだ。

もしであるが、彼女が日本で働いていたら、月収40万円は貰えない。2～3年で転職して月収40万円くれる会社はないでしょう。

それだけ、ベトナム在住10年でベトナムの事情を熟知している人材は求められているのだろう。

確かに、殆どに日本人（現地採用）は2年くらいで帰国してしまう。理由は兎も角として、長期で頑張り続ける現地採用は非常に少ない。

このブログの読者の殆どがベトナム在住かもしれない。

もし、読者の中に日本で働いてる方がいたらベトナム転職も選択肢にいれて欲しいと思う。
筆者の出身地でも貧困層の児童がご飯も食べれない生活を送っていると聞くことがある。親の収入が少なく小学生が昼ご飯も食べられない。給食が出ない夏休みに激痩なんてことも聞く。

家族帯同は難しいかもしれないが、出稼ぎとしてベトナムを選択してもいい時期に来ているのではないだろうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく