日本人街と呼ばれて久しいレタントン通ですが3月15日から飲食店、バー、マッサージ店の営業が停止されると政府発表がありました。

筆者は別の意味でホットしております。

数年前からレタントン界隈は非常に風紀が乱れておりましたので早く全店閉鎖にならないかと密かに考えておりました。

レタントン界隈は通称日本人街またはリトル東京と呼ばれております。

特に路地に足を踏み入れると風俗店が溢れかえっており、タイ国の何とか通りよりも出店数は多いのではないかと思わされる程になりました。
頭上には「日本町」と赤い提灯がぶら下がる始末です。

日本人＝風俗（置き屋）とイメージが色濃くついている場所であります。

路地の中には美味しいラーメン屋さんなどもあり家族連れも歩いていたりします。小さなお子さんもイカガワシイお姉さんの前を徒歩で通過します。
「お父さん、あのお姉さん何で変な恰好しているの？」

お父さんは何て答えているんでしょうね。想像できませんが、、、

筆者の家ではレタントン界隈には近づかないようにしております。
妻「あなたも時々、このお店に行くんでしょう？」
一度、妻からこんなこと言われましたが義理の母もタクシーに同乗しており、一時沈黙。

この勢いで全店閉鎖してくれると風紀委員を目指す筆者としては嬉しい限りです。

ちなみに、レタントン界隈の土地がベトナム戦争後にベトコン・海軍が略奪した地域になります。ですので、ある意味無法地帯です。北の軍人は南政府高官や市民、金持ちを虐殺しても罪に咎められない時代でした。聞くところによると、特に裕福な家庭などは虐殺の対象になりホーチミン全土で略奪、人殺しが至る所で行われていました。
それで得た土地がレタントン界隈（戦利品）です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく