2023年2月24日の新聞記事をご紹介しましょう。

皆さんもご存じベトナム最大にして保健省直轄病院であるチョウライ病院（Benh Vien Cho Ray）が閉鎖の危機に陥っております。
理由は簡単で物資不足です。

いやはや、チョウライ病院と言えばベトナム最先端技術を保有する病院で多くの日本人もお世話になっている病院です。例えば、在越日本人の死因でナンバー1はやはり脳梗塞ですがその治療で最後の砦になるのがこの病院です。間違っても日系クリニックやFV病院ではありませんよ。日系クリニックは日本で言うところの町医者レベルしかありませんので医師のレベルや設備も期待してはいけません。

そのチョウライ病院が物資不足による閉鎖の危機に陥っているんです。これは一昨年から既に保健省は認識していた問題でしたが法整備が追い付かず後手後手で何も対策は打てませんでした。

詳細は割愛しますが、読者の皆さん。特に運動不足や生活リズムが不規則で脳梗塞の危険性がある方は一度日本での健康診断を受け日本でアドバイスを受けてください。そのままベトナム駐在を続けもしもの時はチョウライ病院で診察、治療ができない恐れがあります。

先日も筆者の友人が脳梗塞でなくなりましたのでこの記事は特に気になりました。