一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

サイゴン人を探しています

ハノイ人、フエ人などなどベトナムには生まれた場所での繋がりを大事にする文化があります。同郷の人間こそ信用でき、ビジネスでもその交友関係で成功することもありますし逆に一つのチームにハノイ人とサイゴン人?を混ぜたことでまとまりがなくビジネスで失敗なんてこともあったりします。


今日の本題はサイゴン人です。


読者の皆さんはサイゴン人に会ったことがありますか?
今や絶滅危惧種に指定される程、稀な存在であるサイゴン人(ホーチミン人)ですが、筆者も未だかつてサイゴン人と思われる人に数名しか会っていません。


サイゴン人の条件
 昔からサイゴンに住んでいる人 少なくても三代以上はサイゴンに住んでいること。
 簡単に言えば、お爺さんやお婆さんもサイゴン生まれであること。


実際にお爺さんもサイゴン生まれである生粋のサイゴン人には筆者も会ったことがありません。自称、ホーチミン人は多くおります。彼らの大多数はホーチミン生まれであって親の出身地を聞くと大概どこか地方の場合が多く話している言葉も文化もサイゴンのもととは異なります。


先日、ベトナム戦争前から続いている食堂へ行った際に同席した役人から聞いた話では生粋のサイゴン人は既にアメリカへ移住してしまったとのことでした。


最近の筆者はもしかしたら、まだ生き残りがいるかもしれないと少なからず希望を持ちながら目下サイゴン人を探し続けています。


生粋のサイゴン人を発見されたかたは是非、教えてください。
独特な文化圏で生き抜いた方々なので、所謂 絶滅した恐竜のようなものでしょうか。

ベトナムは核保有国なのか

日本でもアメリカの原子力潜水艦に核が持ち込まれていたんなて記事を読んだことがあります。


ベトナムはどうなんでしょう。


ここまで地政学的のも重要な位置にあるベトナムですから、政府も一度は検討したことがあると思います。


実際に筆者は政府関係者や軍部で働いている知人も多少おり、お酒の席で聞いたことがあります。


「で、核はあるんですか?」



読者の皆さんはどう想像されますか?


筆者の私見ですが、あっても可笑しくないと見ています。もし、なかったら中国に侵略されていますからね。

駐在員強制帰国

もしかしたら、以前同じようなお話をしたかもしれませんが、、


今日はとある駐在員さんの強制帰国になったお話です。




Aさん 50代男性 単身赴任 現地法人社長 


ベトナム法人を設立して5年目でした。赤字垂れ流しで現地法人社長のAさんはベトナムで何やっているんだか問題になり帰国するよう本社から辞令が届きました。
ところ、Aさんはなかなか同意しない。新社長を採用するも、引継ぎをしようとしない。
結局、引継ぎ期間半年間何も引継ぎ業務をせずに本社社長の指示により強制帰国。
事務方の辞令だけでは、帰国しなかったんです。
ここまでの帰国拒否だけでも少々異常なんですが、本題はここからです。
東京本社へ出社し、次の日から有給を二週間取得。
実は、東京へ二泊だけで直ぐにベトナムに舞い戻っていたんです。
二週間後、Aさんが出社しないので本人に連絡をとったところもう少し休ませて欲しいとのこと。会社側から病欠等の事情があるなら一度出社し手続きを取るように指示。それも拒み何日経っても出社しない。それもそのはず、Aさんはベトナムにいるのである。
それから数日たってAさんの奥様が本社へお越しになり夫であるAさんは精神的に病んでいるので特別休暇を取得したいとのこと。
しばらくし、Aさんから退職願いが届き退職することとなりました。


Aさんですが、実は、、、、ベトナムに二十歳の彼女がいたんですね。どうしても別れられなかった。30年近く務めた会社も辞めて、妻子も捨ててベトナムに戻ってきたんですよね。
筆者は一点不可解なのが、Aさんの奥様です。
奥様は今のAさんのことを信じ続け日本で一人夫の帰りを待っているのかもしれません。