ホーチミン完全なるロックダウン実行
7月9日より通行証がなければ、外出できない状態となっておりました。
しかし、ここに来てついに「完全なるロックダウン」が実行されようとしております。噂ですが、7月15日より企業は「社内での衣食住を完結させる」かまたは「1つのホテル(社員を一か所に纏める)を社宅としそこから会社までのバス送迎を行うことで会社⇔ホテルの往復のみに制限する」ことが実行可能な企業のみ活動(出社)を続けることができるとの指示を発令するようです。
つまり、企業毎に隔離ができなければ出社はさせないとの内容のようです。
もし、これが実行された場合ほぼ完全なるロックダウンが実行されることになります。
既にホーチミン近郊の工場団地では多くの企業が生産活動が維持できない状態に陥っており納期に間に合わず瀕死の状態であるとも聞いています。
昨今、在庫を持たない経営と進化してきたはずの日系企業ですがここに来て詰まれたような感じがします。特に、医療機器メーカーではベトナム工場が一時生産した場合でも次の日に他国の工場へ移管なんてことはできません。法令に基づき手続きが必要な訳で半年以上は掛かるでしょう。
日本国内での医療機器製品欠品にも繋がることでしょう。