一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

通過点にしかならないベトナム

帰国する日本人を見るといつも感じてしまいます。


「ベトナムは結局通過点にしかなり得ない場所なんだな」と。


日本人同士の会話を抜粋すると



「帰任はいつですか?」


「任期は何ですか?」


基本的に帰国することが大前提だと感じます。



筆者のように四半世紀を超えてベトナムで生活している人もおりますが、滅多に会うようなものではありません。


基本的に数年で帰国を前提に働いている方が大半でしょう。もちろん、その中にはベトナムにずっと住むつもりですと聞いたこともありますが実際どうなんでしょう。


3月末で帰国することになった20代現地採用男性と話したことを思い出しました。


Aさん「2023年夏からホーチミンにある日系企業で現地採用として働いていましたが、将来が不安なので思い切って会社に退職の意を伝えてきました。そしてら、そんな気持ちで働いていたのかと上司から叱られました。」


筆者:「まあ、そうですよね。現地採用と言えども8か月くらいで退職ですからね。」



実際、20代で現地採用として働いてもよっぽど運がよくない限り駐在員待遇にはならないし、ホーチミンで子育てできるだけの収入を得ることは非常に難しいですよね。一般的な方であれば現地採用で10年働いたって結婚して子供を産んで日本人学校やインターに通わせて、マンションでも買ってなんてことは無理です。





一方で、駐在員待遇の日本人であってもベトナムで20年近く住まわれている方は稀で、大半の日本人駐在員は数年での帰国を前提条件で働いており、帰任が近くなると嬉しくてしかたありません。



やはり、ベトナムは日本人には合わない国、環境なんでしょうか。


皆さんのご意見お待ちしております。

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