一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

小中学生は帰国すべき!?

ベトナムにある今年春から夏まで(一学期)はほぼオンライン授業でした。ローカル学校は早い夏休みにすることで対応したそうですが、日本人学校は早い夏休みには入れずオンライン授業を続けることとなりました。


そんな中でコロナ禍がさらに厳しさを増し、外出すら自由にできない、外で子供を遊ばせることもできない、食料確保すら心配な日々が続く、極めつけは極端なロックダウンにより会社や工場の活動に支障が発生し赤字転落に陥る企業が続発。


2021年6月に入り日本政府から100万回分のワクチンが送られやっとベトナムでワクチン接種が開始された。続いて、中国政府。ベトナム政府調達分は未だ入手できていない。


この状況を打開できる唯一の方法は「ワクチン接種による集団免疫」でした。それが、先行き不透明となりました。一回は接種できたけど、二回目は計画なしです。7月には日本政府から追加で100万回分のワクチンが送られてきますが、それもどうなんだか。
我々日本人もそうですが、ベトナム全土に行き渡ることはないでしょう。


そこへ日本政府から助け舟として一時帰国でワクチン接種ができるというもの。そうは言っても現地法人の管理を長期間離れることは至難の業である。
優しい日本人管理職にはできない。自分だけ日本に逃げてワクチン接種なんて、ベトナムスタッフに申し訳なくできない。武士道ですね。そこは惚れ惚れする武士道。



しかし、現実は、


小中学生はオンライン+学力低下+体力低下
父親もオンライン+業績不振?+本社からプレッシャー
母親は自宅で家事+子供のオンライン授業管理監督


どう考えても無理でしょう。解決できる手段を持っているのであれば、現状は打開したい。


やはり、日本へ帰るしかない。
母親と子供だけでも帰すしない。


日本に帰れば上記問題は解決できる。


こんな状態で夏休み以降も続けばメリットなんてないですし、何のためにベトナムにいるのは意味不明です。


もしかすると、10月には通学できるかもしれないが、集団免疫が進まないベトナムでは11月には再度ロックダウンを実施することは火を見るより明らかである。
実際に、ベトナムでは昨年から同じような動きをしている。解禁⇒ロックダウン⇒解禁⇒さらに強力なロックダウン。


これ以上、我慢する必要もないし、ここまでしてベトナムに残る理由はあるのでしょうか。


単身ならいいでしょう。もう暫く辛抱すればいいでしょう。


家族帯同なら潔く帰国すべきです。どう考えてもあと1年以上はこのような状況が繰り返されることは必至である。


グローバル展開している企業は当然、駐在員を一時帰国させるでしょう。リスク管理の面から見てもベトナムに残らせるメリットはない。

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