ベトナム在住20年の集大成
筆者はベトナム在住20年以上?を誇る数少ない人間の一人です。
この20年以上が日本人というだけで管理者一筋で会社経営を任されてきた訳ですが、ここの最近自問自答していることがあります。
この経験を活かして何ができるか。
他人にはできない何かをやろう。
そこで、今思いつきました。
「どんな人材でもプロフェッショナルに育て上げる」
筆者は日本人で日系企業勤務でありながら数多くのワーカー、スタッフを採用そして解雇してきた経験があります。
会社での能力発揮の有無が人の価値を決めることではないことはわかりきっていても解雇する側も退職する側も辛いものがあります。
解雇ではなく、自主退社の場合も同じことが言えます。
家族の事情だから仕方ない。そうかもしれない。
ただ、管理者としてまだ何かやれたのではないか。そう自問自答します。
一度入社したら辞められない組織創りをしてみたい。
それには、言わずとして解決する問題は山積みです。
まず、先日入社したスタッフをプロフェッショナルにしてみようと思ってます。
名前:Thuyさん
40歳
中卒
バツイチ
会社勤務経験なし
パソコンも使用経験なし
普通では、このThuyさんはお掃除おばさんでしょう。最低賃金はいいところでしょう。
恩人からの紹介だったので、入社を許可しました。
筆者直々にイロハを教えることにしました。
そうでしょう。他のスタッフは入社に反対でしたから。
人事総務として給与計算、社会保険、各種許可書申請類を担当してもらいます。
筆者が過去に育てたスタッフの多くが独立起業、商社等で活躍しておりますが果たしてThuyさん(40歳)も彼女らのように育つでしょうか。
つづく