一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

日系銀行(メガバンク)の悪いところ

日系銀行でベトナムに支店を開設している銀行はメガバンクのみである。地銀最大の横浜銀行でも支店は開設できるほどの取引が見込めないと尻込みしている状況である。


筆者は以前からメインバンクとしてメガバンクと取引を続けているが、そろそろ閉めて、現地でサービスがいいVietcombankに変えようかと考えている。



<メガバンクの悪いところ>


1.現金な奴です。
   昔、筆者がまだ若かったころの話だ。そうは言っても現地法人代表の身分であった筆者が旧安田系列の銀行へ口座開設にために向かった。今でも鮮明に覚えている。オペラハウスの前にあった事務所だ。当時、まだ若々しかった筆者には貫禄もなくそして、高級時計もしておりませんでしたので、受付の対応はお粗末なものでした。会社名を言っても受付で20分程外で立って待たされました。確かに、財閥系ではないのでハノイ支店担当者も知らなかったのでしょう。待つこと20分、慌てて日本人が出てきて応接室へ案内してくれた。


2.現金主義(預金残高主義)
   昔、預金残高が500万ドルを下回っていた時期があった。
営業マンの態度は一変した。それまでは定期的に挨拶やカレンダーなど貰っていたが500万ドル(約5億円)を下すると態度が変わる。その内、支店長が交代で帰国したりしても一切お知らせする送られて来なくなる。噂によると、100万ドルを下回ると無視されるらしい。


3.個人口座が開設できない。
   昔はできたんですよ。ここ10年くらいは個人口座開設できない。銀行へ問い合わせたところ、口座管理が大変だとか。



4.手数料が高い
   結局のところ、銀行員の人件費が高すぎ。時代錯誤もいいところ。バブル時代の名残なのか知らないが、銀行員というだけで給与は高い、福利厚生費に膨大。日本人学校の月謝は月7万円くらいかと思いますが、ある方のご子息は月謝20万円だそうです。しかも、ご子息はお一人ではないそうです。お二人で年間約500万円、一般サラリーマンの年収越えてますよね。(笑
経済を回すには銀行業は必須ですが、根っ子は事業会社(製造業など)があっての経済です。



   
                                     以上

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