先日、このブログでスポーツクラブ（有料）について掲載しました。

さて、ここで疑問に思われるかといらっしゃるかと思いますが、実際にベトナムに日系スポーツクラブ（有料）できちんと法人化して納税し合法的に活動されている団体はあるのかという問題です。
大切なお子様を預ける訳ですから、脱税組織や違法サークルのようなところに月１万数千円も払いたくないですよね。
もちろん、小規模で個人的にスポーツを教えて月謝をもらわれている先生がいらっしゃいますが、法律的にも問題ありません。今回お話するのは組織的活動し年商数千万円を超える団体であり、法人税を納める義務が発生しているケースです。

そこで、筆者は実際にベトナム政府にきちんと登記している日系スポーツクラブを検索してみました。ネットで皆さんも検索できるようになっていますのでご興味のある方はググってみてください。

非合法団体の実名は公表しません。

合法的に当局に登記している団体については、インターネット上に代表者名、住所等が公開されております。皆さんも閲覧できるようになっています。

ホーチミンで活動している日系スポーツクラブ（有料）を一通りググってみました。

ヒットしたのは一社のみでした。
（※ベトナム人名義で登記されている団体は日系ではありませんので除外しました。）

社名：SCHOOL PARTNER VIETNAM COMPANY LIMITED
住所：Tầng 7, SaiGon Finance Center, Số 9 Đinh Tiên Hoàng, Phường Đa Kao, Quận 1, Hồ Chí Min
こちらはベトナム最大のサッカースクールですね。スクール名は法人名とは異なりますが、お子様がいらっしゃる方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
もちろん、法的代表者も日本人で登録されておりました。

法人税や社会保険料の滞納がないかどうかは当局のHPより検索可能になっておりますので、ご興味のある方はやってみてください。

たまに、法人税滞納等の理由で営業停止処分になっている企業が平気な顔してVATインボイスを発行することもあります。この場合は本インボイスは無効ですので税務調査の際に追徴課税されますのでご注意ください。
※日系企業だからといって安心はできませんよ。筆者も以前同様のケースで追徴課税及び罰金を払ったことがあります。