一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

子育てに不適切なホーチミン

このブログでも日本人の家族帯同ベトナム赴任は不向きと表現してきた積りではあります。
最近、ベトナム人の社員や友人の話を耳にすることで核心的なことに気づきました。


ベトナム人家庭にとってもホーチミンで暮らすことは苦痛であり、障害が発生してきていることは明白で少しでも郊外で生活したいと望んでいる層が増えていることがわかりました。


その先陣を切って郊外に別荘を構えたり、郊外から通勤している裕福層(特に経営陣)が増えています。勤務時間に自由は起業家や経営層はホーチミン南方(フーミーフンより更に南下)したところ自宅を移して生活しています。それと関係があるのかわかりませんが、アメリカンインターナショナルスルールは裕福層がチョイスする郊外に建設していたりしています。


では、どんな苦痛や障害が認識されて来ているのでしょうか。
ホーチミン人の声です。


・核家族化が進んでいる。実家は田舎であるが仕事の都合上ホーチミン市内で暮らす。安いアパートを借りて何とかその日暮らし。息苦しい生活を強いられている。


・近所付き合いも少ない。親戚も傍にいない。子供は狭い自宅でユーチューブ三昧。気付いたら発達障害になっていた。


・都市化が進み数十年前より環境汚染が進んだ。近年、大気汚染が原因で呼吸器疾患での死者が増加。


・文化的生活の崩壊。県外からの人口流入により地元の文化が崩壊。住みづらい街になってきた。




さすがのホーチミン人も極端な人口集中都市となったホーチミン市に疲れている模様。


我々日本人でも日常的渋滞と騒音、大気汚染で気が狂いそうになりますが、現地の方も同じように感じ始めているようです。


特に、子育て面では発達障害が続発しています。
(原因は定かではありません。筆者は核家族化が何等かの要因ではないかと推測しています。)
都市での子育ては危険との認識から週末を郊外で過ごす家庭や子供だけを郊外の田舎へ遊びに行かせたりする動きが活発化してきているようです。

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