一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

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どうなる?子供の教育 在ベトナム

ベトナム・ホーチミン市では日本人家庭はコロナ禍でもう限界値に達しそうです。
8月上旬から帰国ラッシュが続いておりますが、残ることを決断されたご家庭もあります。


そうは言っても自宅軟禁が数週間も続き、子供たちの相手をするのも限界。どうにかして欲しいが本音でしょう。


そこで、オンライン塾の夏期講習や通信教育に注目が集まっているようです。オンラインですので、ベトナムに限らず日本にも多くのサービスがありますのでその中から選んで頂ければいいでしょう。


そうなんですよね。オンラインなんでその塾やサービス提供されている拠点を気にせずに受講できる。いいですよね。


調べてみると、オンラインの学校もあるんですね。昔の言葉を使うと通信教育です。通学することなく高校や大学の卒業資格が得られるんですね。年に何回かはスクーリングするところもありますのでご注意ください。


それでも、通信教育の小学校や中学校はないようです。それなら、コロナ禍で日本人学校が引き続きオンライン授業(通信教育?)でもお子様を通わせるしかないですよね?


正直な話ですが、日本人学校がオンライン授業を継続するのであれば、既存の先生方が頑張るのではなく、プロであるオンラインを展開している経験豊富な塾講師に外部委託された方が学力向上に繋がるのではないでしょうか。



【日本人学校 オンライン授業続き苦悩】ASEANリポート 2021/7/2


こちらのユーチューブで校長先生が次のようなコメントを残していました。


「学びを止めないということは何とかなっていますが、それを向上させるということ今模索中。日本に帰っていく子供たちなので日本に帰った時にこれは習っていませんとか、ベトナムではこれはまだ勉強していませんとなると子供が不利益になるのでそれでけはならないように何とかしようと思っています」



ベトナムでは断続的社会的隔離、緩和が繰り返されることは明らかです。例え、2021年9月に一時的に通学できる状態になったとしても10月には学校閉鎖となる可能性があります。
我々事業会社であってもその準備は怠ってはなりません。どこまで隔離&緩和が繰り返されるのは現時点ではワクチン接種率が60%以上となることは一つの指数でしょう。現時点では0.6%ですのであと100倍ですね。(※二回接種者)
どう考えても年内に60%が接種し終わるとは考えられないでしょう。これは反論する方はいないでしょう。筆者は2022年夏までは掛かると見ています。



この状況下でどのようにして児童、生徒の学力向上させることができるのか。児童に関しては親の努力が一番大きいでしょう。生徒になるとか学習内容や資料などある程度教師がコントロールできる範囲かと思います。特に、小学生低学年なんて無理ですよね。これはベトナム政府も公式発表しています。筆者の皆さんも同感だと思います。


小学生低学年がオンラインで学力向上???


日本人学校の挑戦も続きますが、最終的に子供の学力に対し責任を持つのは親です。学校ではありません。


オンライン授業では学力向上はできないでしょう。例外的にお母様が一生懸命指導されていれば別ですが、。


もちろん、日本人学校からオンラインでも学力向上できますと保護者にプレゼンでもしてくれればいいのですが、それはあり得ませんので親の判断でお子様の将来を決めなくてはなりません。


皆さんはどうされますか?

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