一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

こりゃあ株価下落だ

ベトナムに進出している一部上場企業もあります。
その中でベトナム工場が操業停止しているところもあると聞いています。まあ、実際に東証でもようやく「ベトナム工場操業停止」を公表し始めております。


現状では、7月15日以降自主的操業停止またその後のクラスターにより即刻強制操業停止と2パターンありますがいずれにしても7月末から現時点まで生産及び出荷が停止しております。
このままの状況が続けば、9月も出荷停止になる公算が高いでしょう。


特に、クラスターが発生した一部上場企業なんかですとコンプライアンスがありますので地元政府が操業再開を了承しなければ絶対に稼働できません。さらに、従業員の半数ほど陽性反応がでている企業ありますので重篤化さらた従業員のケア並びにその他従業員の心のケアも大きな問題になります。例え、10月から地元政府が工場稼働を許可しても一度クラスターが発生した工場では従業員(ワーカー)が集まりません。既に知人の工場、事業所でも同じようなことがあり、「もしクラスターがもう一度発生して我々従業員が感染したら会社はどう責任取ってくれるんですか」なんて言われたそうです。


そんなこんなで、年内の工場再稼働は絶望的と見るのが正しいでしょう。
これは各企業の頑張りではどうにもなりません、ベトナム政府の政策転換しか解決できないでしょう。


ベトナムには各界のNo.1企業が投資しています。


例えば、皆さんご存じの自動車や二輪をはじめ、数多くの工場があります。
繊維では年商600億円の企業なんて、ベトナムに3つもありますよね。医療機器でもいくつかありますね。


ベトナム工場の負担割合がどのくらいか判りませんが、当初予算を下回ることは必須でしょう。最近のメーカーさんは在庫を抱えないようにしておりますのでこのような事態が発生すると日本国内、海外で欠品が出ますよね。


年内だけ売上が落ち込むだけではないですよね。顧客から一度逃げられれば暫くは戻ってくれないでしょう。

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