ビック4監査法人とローカル監査法人
3月末が締め切りに迫っております法定監査報告書や個人所得税申告は皆様いかがでしょうか。既に関係省庁へ提出済みでしょうか。
最近、チーフアカウンタントと世間話をしておりとても面白いことがありました。
ビック4と呼ばれる監査法人(KPMGやデロイトなど)とローカル監査法人の比較です。
正直に申し上げますと成果物である「法定監査報告書」の内容だけみるとこれがビック4が作成したのかローカル監査法人が作成したのか区別できません。
もちろん、評価損など細かいところは抜けていたりすることもあるかもしれませんが法定監査報告書を受け取った日本法人では見分けがつかないかもしれません。
98%くらいはどこで作成しても同じような報告書が作成されるのではと思っています。
精度が悪い監査報告書と言うのは本来、監査法人が指摘しなければならない点があり企業側が無知だった場合に将来的に経理処理上不具合が発生します。
ある程度、ベトナム法人稼働から6年くらいをビック4に任せて間違いなどあれば指摘してもらってそれからはローカル監査法人っていう選択肢もあるかもしれませんよ。
ここから一番大事な費用です。
例えば売上10億円規模の製造業だとします。
ビック4:15000ドル~
ローカル: 2000ドル~
桁が違い過ぎますが間違いではありません。7倍以上差があります。
「いやいや、当社はローカルにお願いしているがそれよりも高いぞ。」と仰る方もいるかと思います。
間に怪しい日系コンサルとか入ってませんか?
日本語を巧みに操る怪しいコンサルは一番よくありません。実務が分かってないのに肩書がシニアコンサルタントなんて言うんですから。
直接お願いしたら2000ドルくらいです。
多くの日系会計コンサルがこの技を使ってます。
お客様(日系製造業)⇔日系会計コンサル⇔ローカル監査法人
※日系会計コンサルは仕事してません 笑
御社の経理スタッフさんが成長していれば、ローカル監査法人もいい選択肢の一つかもしれません。