危険なベトナム人スタッフ
本日は、昔から新規日系企業を渡り歩く「危険なベトナム人スタッフ」のお話をしましょう。
いつも狙うのは出来立てホヤホヤの日系企業、特に製造業。工業団地に新規で進出してきた企業は鴨が葱を背負って来るようなものです。
彼ら「危険なベトナム人スタッフ」からするとヨダレが出て仕方ないでしょう。もう一つ家が買える。。。
従業員が1,000名を超えたら、家が二つに高級車も夢ではありません。
はい、その通りです。私が今お話ししているのは給与で購入できると言っているのではなく業者からのキックバックです。
キックバックは日本社会で当て嵌めると横領にあたるのでしょうか。
彼らは工業団地に建設中の日系企業を見ると履歴書を準備します。もちろん、日本語もバッチリです。まあ、日本語検定3級から2級はできます。
さらに上は工場建設前、投資許可書が交付され求人募集をかけると直ぐに履歴書を送ってきます。この時期に受領した履歴書は要注意人物です。百害あって一利なしかもしれません。
ここから、新規日系企業は彼らの餌食となります。
よくあるキックバック業者は次の通りです。
①工場建設
②機械設備
③通関、運送
④ケータリング業者
⑤レンタカー会社
⑥人材派遣・紹介
⑦事務用品宅配業者
⑧廃材処理業者
⑨リサイクル業者
⑩社員旅行手配業者
⑪税務調査員と結託(賄賂の一部を受け取る)
など挙げると切りがないので、この辺で止めておきます。
(⑪はチーフアカウンタントですが、その他は通常購買やその権限がある部署の長です)
大体、取引額の数パーセントから10パーセントをキックバックで貰います。
御社の規模でいくらぐらいになりますでしょうか。
単純に電卓を叩くだけでも2年間ぐらいで数千万円になることもあります。
これで、日本人駐在員社長よりも高額な収入を得て、家や高級車を買い3年くらいで退職します。退職後は次の餌食となる企業を探します。まるでハイエナです。
では、どうやってその様な「危険なベトナム人スタッフ」を未然に入社を防ぐかが問題になります。入社した後は完全に餌食になりますのでご注意下さい。数か月後に気付いても辞めさせることができな事例が多くあります。
「危険なベトナム人スタッフ」の見分け方
1)日本語が3級から2級で上手。人懐っこい。
2)年齢が27歳から35歳で経験があり、部門長に適任と判断され易い
3)やる気がある
4)報告が上手
5)他のベトナム人スタッフから悪口を言われてることが多い
※1~2は入社前に判断できると思います。それ以外は入社後ですね。(笑
絶対に安全な人材
1)日本語がまるでダメ
2)日本語が1級
3)日本の大学を卒業している
4)やる気がない
5)愛想が悪い
6)一切報告しない
7)何回注意してもできない
8)業務中、パソコンでユーチューブを見ている(笑
9)22歳新卒
基本的に危険なベトナム人スタッフは日本人の上司に信用される必要最低限の能力を準備してきます。ですので、必要以上の能力である日本語1級であることはありません。そして、ダメダメ社員ではありません。上司に気に入れられるような行動を取ります。
一般的にこういった危険なベトナム人スタッフはある程度、社会人経験があって初めてできる技でありませんので、新卒はあり得ません。
可能であれば、新卒を積極的に採用するのも手かもしれません。
これ以上は語れませんので、難しいですがご自身の判断を信用して採用下さい。
つづく