怪しいベトナム人スタッフ開業
昔、グループ会社の人事部で勤務していたベトナム人がここ最近、BienHoa辺りで人材紹介会社を開業していました。
筆者もそのベトナム人とは何度も面識があり、これは怪しいと思い首にすべきか迷っていたころ自主退社したのでその後はあまり気に留めておりませんでした。
それから10年くらい経つでしょうか。コロナ禍くらいでしょうか、人材紹介業を開業してそこそも儲かっているようです。
何が怪しいかといいますと、、、ここから筆者が解雇しようと思った理由を述べます。
①不採用になった履歴書を全部お持ち帰り。
そのベトナム人(T〇an氏)は不採用になった履歴書をシュレッターするのではなく自身のカバンに詰め込んでいました。筆者も何度か注意しましたが、Toan氏は笑ってごまかしていました。
②大手日系企業を理由もなく2年~3年で転職を繰り返してました。
T氏の履歴を見ると数百人規模から数千人規模の会社を渡り歩いていました。
③人事データ持ち去り事件
T氏が人事データをUSBで抜き取っているところを発見しました。取り合えず、注意しましたが、当時の筆者もそれほど利用価値がないだろうと思っていました。
要するに、T氏は十数年以上前から人材紹介会社設立を計画していたのではないかと筆者は推測します。
それで、ドンナイ省にある大手日系企業の人事部で転職を繰り返し人材データーを集めていたのではと想像しています。
実際、ワーカーからスタッフまで数千名から1万名のデータが彼の手元に蓄積されていたと想像できます。
彼の行為が今の日系企業様のお役に立っているだとは思いますが、そういった目的で人事データーを集めているベトナム人には注意したいものです。