先日、とある日系企業社長さんと会食する機会があったのでその時のお話をします。
お題目にも書きましたが、「ODAで儲けよう」です。

確かに、日本でも公共事業は美味しい商売（利益率が高い）話は聞いていましたが、やっぱりベトナムでも美味しい商売があるんですね。
筆者の会社は関わってませんが、例えば最近工事がストップしている地下鉄建設プロジェクトなんてあるじゃないですか。
その工事に関わっているある会社の話ですが、見積もりなんて有ってないようなもの、言い値で事が進むそうです。
筆者の会社もぜひ、地下鉄建設プロジェクトに関わりたいのですが業種が全く異なるので手も足もでません。

彼の話によると、通常の売値が1000ドルだとするとODA向けは10,000ドルでも通るそうです。全部が全部通る訳でなくてもこのようなケースも多くあるそうです。

JICAの幹部にはビジネス感覚がないんでしょうか。

民間であり得ない価格設定が通るっていうのはやはり、国の金なんでどうでも良いと思っているんでしょうか。
JICAの幹部の方々には高学歴な方も多いですよね。私の知人なんかもJICAで働いていますがイギリスの有名な大学を卒業されいる方もいました。一貫して開発経済などやられていましたが、事業会社での経験がない。

このような人材がJICAのトップで、このような金銭感覚のない判断を下すのは国益にかなってないですよね。

民間からJICA幹部に派遣するしかないですかね。

最近ご紹介した就職氷河期世代（ロストジェネレーション）でベトナムで活躍されいている有能な方をJICAに送り込んだら面白そうです。　
地下鉄ももっと早く工期が進むかもしれません。　（笑

そうではなくて、今回お話したかったのは「ODAで儲けよう」でした。皆さんの会社でもJICAのODAプロジェクトからお金をもらって何かできるかもしれません。ぜひ、一度JICAのホームページで探してみて下さい。
きっと儲かりますよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく