以前、筆者が７区の物件を購入という記事を書いたかもしれない。
今回は、その物件を売りに出して数か月経つが一件も問い合わせすらない状態について書いていきたい。

ホーチミン市７区にあるフーミーフン地区（PhuMyHung）はベトナムで最も高級は住宅街に入る。もともと、この場所は20年くらい前は湿地帯で手付かずの状態だったところを、台湾の企業が政府から50年間の借地権を取得しインフラ整備からマンション建設を請け負って都市開発を行った。

それから、地価は右肩上がりに上がり続け、今ではベトナム有数の超高級住宅街となった訳である。

筆者も問題はその高級物件が売れないということだ。

いくつかの不動産に依頼して販売広告を打ってもらったが、全く効果なし。

そうは言っても当該物件は既に完売で大盛況とホームページ上でも掲載されいる。ある情報では外国企業が大量に買って転売や短期滞在用のアパートとして貸し出しているとか。いい話ばかりだ。

以前、ディベロッパーの話だと転売も簡単だから絶対にお得と勧められたんだが、いざ売ろうと思っても一件も問い合わせもないとはどういうことだろう。

夜、明かりの付いていない窓が沢山あることに気付いた。

断言できないが、空き家が多い。
外国人やハノイ人が投資目的で購入し外国人に貸し出すのが通例だが、借り手がいないのか買い手がいないのか、空き家が多い。

確かに、数年前まではフーミーフンも空き地が多く緑豊かではあった。

もう供給過剰なのかもしれない。

フーミーフンはベットタウンであるので、大多数の方（ベトナム人、外国人）は仕事は１区に集中している。
朝になると、１区方面に繋がる大通りが２本あるが大渋滞。

たかだか、8キロに満たない道のりを1時間以上かけて車で走る。雨が降った日は大渋滞が硬直化する。

生活圏が７区（フーミーフン）で完結する方なら住んでもいいかもしれないが、１区などの中心部にお勤めであればおススメできない。

５年くらい前までは通勤も多少の渋滞で我慢できたが、ここ2年くらいは限界だろう。

もしかすると、この大渋滞が原因でフーミーフンの物件に買い手が付かない？？？

どなたか教えて下さい。

なぜ、フーミーフンの物件が転売できないんでしょう。
私に運がないだけでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく