一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

石井鉱基「日本病の正体」とベトナムの正体

ユーチューブを何気なく見ていると偶然おススメに現れたチャンネルがあったのでベトナムと関連付けて考えてみたい。


石井鉱基(国会議員)が2002年10月25日に自宅前に伊藤白水(右翼)刺殺された。裁判では選挙活動中に3000千万円用立てたが、その後の対応に問題があり殺害したと供述。しかし、その後の取材ではある人物から依頼されて殺害したと告白していたことが判った。
そこから推測される殺害の意図とは何か。当然ながら、殺害を依頼した人物にとって邪魔な存在であったから殺されたと考えられる。


石井鉱基は何をしていたのか。


日本政府の歳出には一般会計(約100兆円)と特別会計(約380兆円)があるが、この特別会計の使い道について調べており、殺害前に核心を掴んだとされている。


概要はこうだろう。


一部の議員(総理)や省庁が国会の承認も通さずに特別会計という莫大な金の使い道を決めている。その使い道には私腹を肥やす官僚や政権維持のために機密費という名目で自由に金をばら撒く総理、アメリカに対する上納金も含まれる。その額が一般会計を遥かに凌ぐことに石井議員は怒りを隠せなかったのだろう。


一般国民は戦後必死に働いてここまでの経済大国を築き上げた。
その裏で、莫大な金が一部の人間によって不正に使われいた。その金が一般国民の為に使われていたらどんなに我々は裕福な暮らしができているだろうか。


今の生活でも十分、諸外国よりは裕福であると満足する方もいるかもしれない。


しかし、日本人程勤勉で一生懸命働く人間は地球上に存在しないことを覚えておきたい。
マイクロソフトやアップルのような企業はないかもしれない。日本国民は自信を持って欲しい、そんか会社よりも全国民(労働人口6000万人)が真面目に働いた方が稼いでる事実がある。(もちろん、戦勝国であるアメリカには自動的に利益が流れている仕組みがあるがそれを除く。)



話をもとに戻そう。



この石井議員の無念もわかる。


ベトナムにもこういった金の流れが存在する。
一部の特権階級が自由に権力を使って金のみならず、全てを操作している。


ベトナムの場合、石井議員のような方が命を掛けて暴くほどの問題ではない。なぜなら、皆しっているし、そんなに違和感を感じないからだ。


特権階級にはそれなりの権利があることを知っている。この国を創った英雄達やその子孫だからである。
あのアメリカに勝利したベトナム戦争で活躍した英雄がそれだ。
当然の権利だろう。
最近、若干関係ない方も特権階級に入っていますが少数なんで気にしません。
ベトナム戦争の記憶はまだ新しい。戦争経験者も数多く存命である。




上記で説明した日本の場合はどうだろうか。
第二次世界大戦前はベトナムと同じく明治維新志士の子孫や関係者(出身派閥)が特権階級として君臨していた。


戦後はGHQの働きで一時的に表舞台から姿を消していた時期があった。その間、元気に表舞台で動き回り新たな既得権益を作り上げたのが今も残る官僚組織である。


英雄じゃないのに特権階級になったらダメですよね。


官僚は一般人ですよ。


ここがベトナムと日本の違うところだ。


だから、日本国民も石井議員も納得しない。
官僚は石井議員を殺さないといけない、既得権益を蝕む大義名分がないからだ。


                                    つづく

×

非ログインユーザーとして返信する