セフティーネットベトナム
たまに筆者はベトナムが日本のセフティーネット的役割を果たしていると感じることがあります。
セフティーネットとは、安全網? いや、何か行き詰った時に羽を休めたり、再チャレンジできる環境ではないでしょうか。筆者はそう考えています。
そうであるなら、ベトナムは日本のセフティーネットの役割を十二分に果たしているかもしれません。
ベトナムには次のような方が漂流して新たに再起することがあります。
1)ダメ男に振り回され人生を台無しにした女性が、日本を脱出し2年程現地採用で羽を休めるパターン。傷が癒えたらサッサと辞め、日本へ帰国します。メデタシメデタシ。
2)新卒でブラック企業へ就職し、心も体もボロボロになり職場恋愛した二人が日本を脱出しベトナムで出直す。見事安定した収入もあり結婚、お子さんもおります。メデタシメデタシ。
3)日本で事業に成功し業界では有名だった。ある時、事業に失敗し借金まみれ。知人の紹介でベトナムで借金を返す為に働くことになる。実力はあったので借金は時間が解決した。今では独立し一国一城の主。メデタシメデタシ。
4)早期退職しベトナムで再チャレンジ。第二の人生を歩む。気持ちは20代。思い思いの人生を歩んでます。メデタシメデタシ。
5)家族と断絶。財産一切合切ベトナムに持ち込み、日本語教師を続ける女性。彼女は結局、バス停でバスにひかれてお亡くなられました。
6)日本で適応障害だったが、ベトナムで適合し働いてる青年。メデタシメデタシ。
ベトナムの地で助けられた日本人はきっと沢山いるでしょうね。
ベトナムじゃなかったら、今の自分は居ないなんて人もいるのではないでしょうか。