一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

ホーチミン飲食業界の縁の下「〇江亭」

Vo Van Tan通りに店舗を構えていた頃から大変お世話になっている「〇江亭さん」のお話です。


今はVo Van Tan通りやNgo Van Nam通りにあった店舗を閉鎖しておりますがベトナム飲食業界のトップの座は揺るぎません。


昨今、ロータスグループとの協業で丸亀うどんやココイチカレー?などもベトナムに進出してきてはいます。さらに言うと焼肉大手の「牛角」も何店舗や出しているようですが売上額では圧倒的に〇江亭が突出していることは業界内では常識のことかと思います。(ここだけの話ですが、利益率も他を寄せ付けない強さを誇っています。)



そんな「〇江亭さん」をこよなく愛する筆者なんですが、その理由を幾つか聞いてください。


①新規進出同業者を応援している。やはり、異国の地で判らないことが多いですから先発部隊長として長年の経験を共有したら人材育成面まで協力を惜しみません。


②失敗同業者への資金提供。と言いますか店舗買い取り。そこまでする人情味には泣けます。同じ日本人だからと言っても彼らが進出して成功している時期は〇江亭さんの応援なんてしてなかった経営者に義理なんてないと思うんですよ。それが、失敗して泣きついてきたら素直に資金提供なんて泣けます。どうしてそこまでするんですか。彼らなんてメディアでも取り上げられたり、一時期時の人のように扱われていた経営者ですよ。(表では)恐らく、読者の皆さんもご存じだと思います。


この十数年、〇江亭さんはまさに縁の下の力持ちでした。


誰からも感謝されることもない(?)存在でしたが、ご自身の信念なんでしょうか。


今、ホーチミンに様々な日系レストランが進出されていますが、そんな背景には〇江亭さんが所謂セフティーネットのような仕組みを形成されていたことは業界の方なら皆さんご存じなのではないでしょうか。

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