コロナでダナン 大打撃
ベトナム中部の大都市ダナンが大打撃を受けた。恐らく、2000年初頭からダナンが急成長して初めての経験だろう。
地方都市でありながら、産業都市から観光都市へと見事に成功を遂げダナン人であることを誇りに思い、もっとも幸福度が高い街になっていた。
それが、7月下旬に不法入国した中国人が原因でコロナが一気に拡散。ダナンだけは大丈夫だと思っていたに違いない。
今、ダナン市民は見えない恐怖に怯え外出すらできない状態だ。ハノイやホーチミンとは全く違う恐怖心だけが走りだし市民を襲っている。
ホーチミン市内で感染者がでても正直、自分に関係あるとは感じることができなかった。しかし、ダナンは小さい、ダナンのどこで何が起こっているか直ぐに耳に入るしバイクで直ぐに行ける距離感がある。
ダナン市内で感染者がでたということはお隣さんが感染したという意味と同義語になる。
日本では「アフターコロナ」という単語があるが、ベトナムでもそろそろ認識される時期がきているようだ。