一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

今日も大渋滞

ここホーチミンでは昨日も今日も渋滞でした。いや、ホーチミン郊外に抜ける国道は十年前はさらに酷い渋滞でした。これでも緩和されたんです。その分、郊外から流入するバイク、車の増加によりホーチミン市内は大渋滞。(汗
それでもホーチミン人民委員会は市内の主要道路を一方通行にしました。それでも、乱立する構想マンション、ショッピングモール、、、特に1区の隣にできたビンホームのマンション群には言葉を失いました。通勤ラッシュ時はマンションから表通りのNguyenHuuCanh通りまで車で30分掛かります。


このストレスをどうにかしたいと悩み通勤の車の中で冬眠するかの如く熟睡することにした日本人は数知れません。


田中角栄の言葉に「道路は文化だ」があります。


皆さんもご存知かと思いますが1972年に発表した「日本列島改造論」では日本に新幹線、高速道路などの高速交通網を全国に張り巡らすことで、首都圏の資本が地方へ行き渡り地方を豊かにすることだったと思う。



国を再建し、富める国家にするには経済発展が欠かせません。それにはまず、インフラ整備であることは今も昔も変わっておりません。
日本政府が行っている政府開発援助額でトップの座に輝いているここベトナムです。
病院、道路、橋、トンネル、地下鉄?の建設に一躍を担っているのが我ら日本人の税金で賄われているODAです。
(もう少し我々も社会資本構築の恩恵を授かりたいと思ったりします)


話を少し戻しますと、田中角栄の演説でもありましたが「道路は文化」と言うのは具体的には道路面積を増やすことにありました。現在でも日本のインフラは非常に充実していると言えるでしょう。


道路:道路統計年報2017 道路の現況 - 国土交通省



ベトナムはどうでしょう。特にホーチミン市内。
ここ10年で頑張って地下鉄のようなモノレールを日本のODAでやろうとしております。
一方、道路の面積は増えてないでしょう。皆さんも一度、高層ビルの上から市内を見渡してみてください。
バイクが行きかう道路の少なさに驚くでしょう。
市内に無造作に放置されている空き地は何?
なぜ、ここに道路がないの?



近隣諸国ではマレーシア、シンガポール、さらには中国の各都市の方がインフラ面では1歩、2歩先に進んでますよね。


                                   つづく

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