一部上場企業 ベトナム現地法人社長の裏ブログ

ベトナム裏情報です。公の場では語られない事実を掲載。

仕事ができる人の出身大学はどこ?

ホーチミン近郊で仕事ができるなーと感じた友人や私のスタッフの出身大学を見て行きたいと思います。


そもそも、ベトナムの大学って国際基準を満たしているのか。履歴書に大卒って書けないんじゃないの?って指摘もありますがここでは触れません。
 (いや、本当ですよ。興味のある方はお調べ下さい)


私自身、日本の三流大学出身ですのであまり他人のことは言えませんが、ホーチミン近郊でスタッフを採用する場合、採用しておけばそこそこ仕事ができる、上司の力量次第ではものすごい生産性が高い人材を輩出している大学をご紹介します。



ここで、ポイントは上司の力量次第で彼らは力を発揮します。あなたがダメ上司でしたら力を発揮せず、愚痴を言って会社を辞めるでしょう。



<第1位>
日本の旧帝国大レベル:ホーチミン貿易大学
                                           

貿易大学の学生は他の大学を大きく引き離す程、秀才が多い大学です。
恥ずかしながら、私の力ではうまく彼らの力を発揮させることができず半年で辞められました。ただ、彼は秀才、いや天才でした。
弊社で彼が働いた半年で前人未踏の記録を打ち立ててくれました。感謝感謝です。


<第2位>
日本の有名私立大レベル:ホーチミン経済大学、ホーチミン工科大学



私の会社では今も働いてもらっているこの2大学出身者は素晴らしいですね。
改善改革なんてお手の物です。
経済大学出身者は特に数字に強いですよね。原価計算構築やEPEの輸出入記録報告書作成など彼らにしかできません。
一方、工科大学出身者は何をやらせても文句なしです。ただし、彼らは自分の考えと意見を持っている方が多いので我々経営層も心して採用しないと痛い目に合います。


<第3位> 
日本の普通の大学レベル:ホーチミン人文社会科学大学


特に協調性もあり、上司の意向も汲んでくれいい学生?使いやすい人材が多い大学。
上司からすると使いやすいですね。頭も凡人レベルですが気が利く、協調性があり頑張り屋さん。そんなに派手ではないのですが、会社を縁の下の力持ち的存在で切り盛りしてくれるタイプです。


何か新しい案件や改善は難しいかもしれません。
寧ろ、ベトナムに進出している日系企業には一番理想的な人材が多いのかもしれません。



<番外編>
無名大学出身者及び地方にある大学。
これは危険ですね。大卒として採用しては危険です。
学力は日本の中卒レベルかと思います。割り算もできませんが、ベトナム語の文章(法律など)を読ませても理解できないレベルです。
会社の要となる人事部には配属させては会社全体が不安定になってしまいます。労使交渉事案が発生しても労働法すら読んでも理解できず、最悪ストライキが発生なんてことになります。


もし、皆さんが経営している会社で教育システムが出来上がっていない場合は上記番外編の大学出身者は採用しない方がいいでしょう。
操業開始当初から要らぬ問題が続発し、本業に集中できないでしょう。


できることから、上位3位くらいまでの人材が集まりやすいホーチミン近郊に事務所を構えたり工場を作りたいものですね。


                                     つづく

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